
事例紹介SOLUTION
【安全対策】幅広スライドドア交換設置工事

病院で使用されているのと同じ、規格品の吊り式スライドドアです。
既存のドアを外した後、外壁の上部に吊りレールを設置し、取り付けしました。
ドアは吊られているため、下のレールは不要です。
幅が広いですが、ゆっくりと自動で閉まる機構のため、
開け放したままで通過することができます。
- ご相談内容・課題
- 樹脂加工工場(自社工場)からの相談。
検査室の出入口が狭く、製品を載せたカゴ台車が通るときに手を挟みそうな状況が発生している。
以前は軽量の製品が主体の検査であったので問題はなかったが、サイズが大きくて重さのある加工品検査が増えたことで、カゴ台車の行き来が増えてしまった。現在のスライドドアを一枚扉にして開口部分を広くできないか、という内容でした。
- ご提案内容
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メーカー担当者と現場確認を行い、既存ドアの状況と希望する仕様の詳細を確認。既存のスライドドアを取り外すだけだと、レール部分の段差が残ってしまう状態だったため、新しいドアは吊り下げ式のスライドドアにしてレールは撤去とし、床をフラットにする内容で提案を実施。
床がフラットになることで、カゴ台車が通る際に引っ掛かりや揺れ等が発生しなくなり、製品を安全に運搬することができるようになります。
工場からの要望と、予算に合わせた細かい仕様を確認し、複数のメーカー品で提案。
・先が見通せるように大きな透明窓付き
・開けた扉がゆっくり押し戻されて自動で閉まる仕様(病院などのドアに採用されている機構)・工場が稼働していない土曜日(休日)の工事対応可能
といった、細かい条件まで工場サイドの希望に合った規格品を探し出し、希望予算にも収まる提案ということで、納得して採用してもらう事ができました。
- その他
- 製造現場はもちろんですが、物流部門や製品検査部門でも、製品の重さや寸法が変化すると、既存の設備では使いづらい状況になってしまうことがあるかと思います。
当社では複数のメーカーから、さまざまな使用環境やご要望に合わせた内容で提案を行っています。
首都圏近郊エリアであれば工事担当者と一緒にお伺いすることもできます。是非、お気軽にご相談ください。