事例紹介SOLUTION
【食品切り分け機の位置決め治具】
#現地調査 #設計・製作 #作業効率UP
◆オリジナル位置決め治具製作
現地に伺って採寸→治具設計→製作
担当者がお客様のイメージを確認した上で、提案を行っています。
- ご相談内容・課題
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食品工場様からのご相談。
材料となる食材を切り分ける工程で、ステンレス製の切断機を使用している。
ステンレステーブルの中央に隙間があり、レバーを押し下げるとワイヤーがテーブルの隙間を通って、食材をカットする仕様の装置。
切断位置が決まっているため、食材を置く場所を移動することで切り分けるサイズを調整しているが、毎回差し金で測っているため手間がかかる。
複数ある切断機のうち、1台だけ当て板(ガイド)が付いていて、当て板の位置を変更することで切り分けるサイズの変更が簡単に出来る仕組みになっているので、他の装置にも同様の当て板を取り付けたい。
ただ、当て板が付いている切断機には、テーブルに取り付け用の穴があいていて、そこで当て板を取り付けする仕様になっているが、他の切断機には取り付け用の穴はあいていない。
穴をあける追加工以外で何かいい方法はないだろうか、とのこと。
- ご提案内容
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現地で装置の寸法や仕様を確認させていただいたあと、当て板をテーブルの天板に固定する仕様ではなく、テーブルの脚に固定する仕様でステンレス製当て板を設計し、ご提案。
テーブル脚にクランプを挟むことで固定する方式としたため、設備へ穴明け追加工の必要無しで簡単に取り付けが可能となり、ボールねじを採用することで作業毎の位置調整も簡単で、作業後の洗浄時には手軽に取り外しができる仕様です。
食材の位置決め以外でも作業効率化が図れるとの評価をいただき、ご採用となりました。
- その他
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既存設備の改良・改善を考えたとき、設備本体が大きかったり、毎日休みなく稼働しているために、替えが効かなかったりという理由で、装置を工場から持ち出せない場合も多くあるかと思います。
また、設備の改造について、装置メーカーに相談したけれど断られたというお話もよく聞きます。
当社では現地での測定結果を基にして設計しますので、ご使用状況に合わせ、設備に直接手を入れる改造を必要としない、『後付け治具』による改善提案も行っています。
設備の改善で困っている事がありましたら、ぜひ一度ご相談ください。
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