工業用ゴム・プラスチック製品の専門商社|株式会社クレタス

事例紹介SOLUTION

【フッ素コーティングよりメンテ簡単】熱収縮チューブ使用→フッ素樹脂ローラーカバー

◆『グンゼ フッ素樹脂熱収縮チューブ GRC』を利用したローラーカバー


【取り付け方】
ご相談内容・課題
食品工場様からのご相談。

コンベヤのローラーに付着物がついてしまい、動作不良が起きることがある。
こまめな清掃をして予防しているが、清掃の負担が大きいので改善したい。

ローラーに汚れが付きにくいような加工を提案して欲しいとのこと。

ご提案内容
コンベヤローラーへは、汚れの付着防止目的でフッ素樹脂コーティングをしている事例がありますが、

①コーティングが長持ちしない (頻繁な再処理が必要)
②コーティング加工には時間がかかるため、スペアのローラーを用意する必要がある

上記の理由から、こちらのお客様では採用していないとのことでした。

そこで、現場作業員の方でも手軽に施工が可能な、グンゼの『GRCフッ素樹脂熱収縮チューブ』を使用した、ローラーカバー方式をご提案。

ローラーに熱収縮チューブを被せ、工業用ドライヤーで温めると、チューブが収縮し、ローラーに密着します。
チューブはフッ素樹脂(PFAまたはFEP)ですので、離型性が高いだけでなく、耐薬品性にも優れます。

使用するなかで、チューブに破れなどの劣化が見られてきたら、元のチューブを剥がし、再び新しいチューブに取り換える、という作業を現場の作業員の方でも手軽に行うことができます。
初回納品時に当社担当営業が施工に立ち会いましたが、特に何の問題もなく現場作業員の方だけで取付けすることができていました。

ローラーに汚れが付きにくくなったことだけでなく、必要な場所に必要なだけすぐに処理を行なうことができることを高評価をいただき、現在もリピートで熱収縮チューブのご注文をいただいています。

その他
フッ素樹脂コーティングを行う場合と、熱収縮チューブの取付けを行う作業の簡単な流れと、主なメリット・デメリットは下記の様になります。


【フッ素樹脂コーティングを施工する場合】
ローラー取り外し→スペアローラーの取付け→再コーティング実施(数週間)→再コーティング後はスペアとして在庫
 ≪メリット・デメリット≫
ローラーの弾力性はそのままの状態で離型性を高めることが可能
コーティング済みローラーの在庫を常に持っておく必要がある
コーティングは専門の工場で施工する必要があるため、毎回輸送費がかかる

【熱収縮チューブを使用しローラーカバーとして施工する場合】
ローラー取り外し→古いチューブを剥がす→清掃→新しいチューブ取付け→ローラーを元通り取付け
 ≪メリット・デメリット≫
チューブを在庫しておけば、現場で当日施工することも可能
施行前のチューブは雰囲気温度の高い場所だと自然収縮してしまうので、保管場所には注意が必要


熱収縮チューブを使用した方式を採用すると、通常業務終了後の清掃の一環として、現場作業員の方によるメンテナンスが可能になります。
重たくて場所も取ってしまう高価なローラーを、コーティング済の状態で複数在庫管理する必要も無くなります。

ローラー清掃負担の低減を検討されている方や、現在フッ素樹脂コーティング品を使用している方で、在庫管理や施工のリードタイムに課題を感じておられる場合には、ぜひご相談ください。

チューブを実際に触って、色やすべり性を確かめたいという方にはサンプルの手配も可能です。
下にリンクを貼っている、お問い合わせフォーム【Contact】より、お気軽にご連絡ください。