事例紹介SOLUTION
【耐熱カーブコンベヤベルト】
#耐熱110℃ #型式変更 #ハバジット #FAB-3EIWH+H15 #食品用ベルト
【耐熱110度 カーブコンベヤベルト】
【カーブコンベヤベルトの使用温度の上限(乾熱)】
・一般ウレタンカバーベルト:約60〜80℃
・耐熱ウレタンカバーベルト:約110℃
種類がたくさんあるコンベヤベルトですが、カーブコンベヤに使えるベルト型式はかなり限られます。
また、その中で耐熱性能を兼ね備えているものとなると、更に限られてきてしまいます。
このため、装置メーカーの純正品ラインアップには、耐熱仕様のベルトが入っていない場合があり、温度条件が高い環境下で装置を使用される場合、ベルトの性能が伴わないケースが出てきてしまうのも、実情としてあります。
- ご相談内容・課題
-
食品工場 現場担当者様からのご相談。
オーブン出口後のカーブコンベヤにおいて、ベルトの持ちが悪くて頻繁な交換が必要になってしまっている。搬送物は焼きあがったばかりの食品で、MAX90℃程あることから、ベルトの耐熱温度に問題があるのではないかと思うが改善できるだろうか、とのこと。
- ご提案内容
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現場でベルトを確認させていただいた結果、やはりベルトの耐熱性能が足りていない事で、層間離が起きてしまっている可能性が高いことが判明。
耐熱許容温度110℃のスペックで、カーブベルト製作可能なベルトとして、ハバジットの『FAB-3EIWH H15』への切替をご提案。カットサンプルで耐熱テストを実施していただき、仕様に問題ないことを確認いただきました。
ベルト製作については、ストックされていた新品ベルトをお借りして採寸する、現物合せでの対応としました。
納品後、ベルトの持ちが良くなったと高評価をいただき、他のラインで使用されているカーブコンベヤベルトも、同じベルト品種に変更してご注文いただくことができました。
- その他
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装置メーカーの純正品を使用しているにも関わらず、ベルトの交換頻度が高くて困っている方はいらっしゃらないでしょうか?
もしかしたら、装置メーカーが想定している設定よりも、シビアな条件下で使用されているのかもしれません。
使用条件の緩和が難しい場合、純正品とは異なる型式へ置換えることで、ベルト持ちがよくなる場合がありますので、お困り事がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
尚、今回ご紹介したベルトは白色のベルトですが、ブルーベルトをご希望の場合は許容温度80℃になってしまう等、色調によっても提案できる内容が絞られてくる場合もありますので、ご相談いただく際にご希望のベルト色調も事前にご提示いただければ、スムーズな提案に繋がるかと思います。
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