事例紹介SOLUTION
塩ビパイプ製センサーケース製作 大径旋盤加工
#PVC(塩化ビニル) #装置ケース #塩ビパイプ加工 #旋盤切削加工 #φ300以上 #加工径
【旋盤加工】
丸棒やパイプ形状の材料を回転させて削る加工です。
機械によって径が大きすぎると固定できない場合があります。
今回は塩ビパイプを利用した円筒形のケースをご紹介しています。
- ご相談内容・課題
- 装置メーカー様からのご相談。
センサーユニットを保護する樹脂ケースの検討。安価で水や薬品に強いPVC(塩ビ)のパイプを材料として円筒形状で作りたいが、大きさ外径φ318×長さ500mmと寸法が大きいため、従来加工していた加工業者では加工不可と言われてしまった。クレタスは自社以外にも協力工場をたくさん持っているので、どこかで出来るところはないだろうか、とのこと。
- ご提案内容
- お客様の設計担当の方と早速打合せをし、内容を確認しました。
今回の材料は規格の硬質PVCパイプ VP300を使用したいというご希望でした。センサーケースの本体にVP300、上下に塩ビ板で丸い蓋をねじ留めする仕様で、蓋を止めるための段差を付けるためにVP300の内側を旋盤加工で削る必要があります。
旋盤とは材料を回転させてそこに刃物を当てて削る加工です。そのため、機械によって使える材料の径が決まってしまいます。今回の件も、お客様側が先に相談された加工業者ではサイズが大きくて加工が難しいという回答だったようです。
当社では旋盤加工を得意とする協力工場数社に確認した中から、最も価格と納期が見合う条件の工場の内容で御見積し、採用いただくことが出来ました。
- その他
- ケースのように中空の形状のものをたくさん作る際、板を曲げたり接着する方法のほか、今回のように規格のパイプを利用する場合もあります。
当社では社内及び協力工場にて、様々な樹脂加工を行なっており、それらを組み合わせた加工も得意としております。
材質や加工方法についてご相談がありましたら是非お気軽にお問い合わせください。
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