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ブログBLOG

2021/01/01

TECHNOLOGY

3Dモデル作成

みなさん、こんにちは。
技術課のNです。

つい先日、3Dプリンターを使って3Dモデル作成の練習をしたので、初ブログはその事を書く事にしました!
そこで、みなさんに質問です。
みなさんは「3Dプリンター」という言葉は聞いたことがありますか?

3Dプリンター(スリーディープリンター)とは、3次元的なデジタル・モデルを元にして(現実の)物体をつくりだすことができる機械のことをいいます。
現在、技術課が使っている3Dプリンターはこれ↓です!!!


今回は、このFLASHFORGE(フラッシュフォージ)を使い3Dモデル作成の練習をしました。
「3Dモデルは練習だから何でもいいよ」と言われ・・

迷った挙句、個人的に好きなマークを作る事にしました。
その原画がこちらです。↓


スマイルがひまわりになったような絵です。
以前、旅行に行ったときに壁に描かれていて可愛かったので真似してみました。

まず初めに、この絵をSOLID WORKS(ソリッドワークス)という3D-CADソフトを使用して描いていきます。
SOLID WORKSでスケッチをいう機能を使って描いたものがこちらです。↓


スケッチで描いた後は、フューチャーという機能を使い2Dから3Dにしていきます。
顔に丸みをもたせ、穴を1箇所開ける設計に変更しました。
出来上がったのがこちらです。↓


その後、SOLID WORKSで作成したデータを3Dプリンター用に変換し、いよいよプリント開始です!

ちなみに、今回の3Dモデル作成に使用するフィラメント(材料)は下記のようにカラフルな虹色になっています。
大きなモデルを作る場合は、様々な色が混じってきれいになります。

今回のモデルは直径約55mmで小さい為、色の変わり目にあたらなければ1色になります。
さて、何色で出来上がるのでしょうか??


約50分間後に出来上がったのがこちらです。↓




答えは、黄緑でした。
顔の部分もちゃんと丸くなって立体的に出来上がっています。

次は、ヘラで出来上がったモデルを丁寧にはがしていきます。



ヘラで丁寧にはがした後がこちら。↓



下の土台がついたままになっているので、こちらもニッパー等を使ってはがしていきます。

土台を剥がしたものが下記です。↓




だいぶすっきりしました!
穴にチェーンを通して出来上がったものは・・



キーホルダーです。
見た目より意外と軽いです。



色もきれいでフィラメントの状態も良かったので、続けて何個か作成しました。
手前の小さいものは直径約28mmで12分で出来上がります!

今回の一連の作業を通じて、モノが出来上がっていく過程やその楽しさを学ぶ事が出来ました。
今後も、技術課の一員として3D-CADソフトをはじめ、出来ることを色々と増やしていき更に貢献していきたいと思っています。


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