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2023/07/05
OTHERS
【スタッフ・インタビュー】① 技術課3年目 Tさん
こんにちは。営業部 WEBセールス担当のNです。
今回より3回連続で”スタッフ・インタビュー”をお届けしたいと思います。
当社で働く人達が、どの様な想いを抱いて日々の仕事に取り組んでいるかの一端を感じて頂くことで、当社の雰囲気を感じ取ってもらえればと考えています。
まず初回は、技術課の最若手、入社3年目のTさんです。
◆入社当時のことを教えてください
2020年4月入社ですから、ちょうどコロナ禍に入った頃転職してきました。
クレタスは2020年2月に社名変更したばかりでしたので、社名が変わった直後になりますね。
最初は主に航空機内装品の樹脂やスポンジの加工を担当する部署に配属されたのですが、その後航空機関連の仕事が新潟工場に集約されることになったため、技術課に転属になりました。
◆担当している仕事内容について教えてください
その日に入っている注文内容によって、やることは様々です。いくつか挙げるとすると、下記のような感じです。
・ゴム・スポンジ製品の切削・抜き・接着加工
・フッ素樹脂チューブ曲げ加工
・超音波溶着加工
・制御盤配線
・支給部品の組立
中でも難しいのは切削の加工です。
図面があるので完成寸法は決まっていますが、どのくらいずつ削ったらきれいに削れて、かつ刃物を傷めないかなどの加減は経験によるものが大きいので、先輩にアドバイスをいただいたり、自分でも試してみて失敗して掴んでいっているという段階です。
それから、加工時の材料の固定方法や、接着加工についても、経験を積んで上手になりたいです。
同じ加工内容が毎日続く場合はどんどん身についていくと思うのですが、実際は毎日違うものを違う加工方法で作っている状況なので、試作品の加工をして、これは数か月以内に具体的な話になりそうだな、というときには忘れないように記録を残す工夫をしています。
◆今後できるようになりたい仕事は何ですか
電気関係、特に制御の設計ができるようになりたいです。
実はクレタスに入社するまでは電気に関する知識は全くなく、どちらかというと苦手意識を持っていました。
しかし、技術課の仕事の中には装置の改造案件も多く、制御盤を作る仕事もあります。
先輩に指導していただいたり、現場工事に同行してお客様の工場で実際に装置に触れる機会が増えたりしたことで興味がわきました。
自分でも身につけたいと思い、その初めの一歩として2022年には電気工事士の資格も取得しました。
◆これまでに先輩からかけられた言葉やエピソードで特に覚えているものはありますか
作っているのは『製品』ではなく『作品』だよ、と言われたのが印象的でした。
実はこの言葉、別の方に別のタイミングで2回言われているんです。
1回目は入社してすぐに手加工で接着や溶着の仕事をしていた時の先輩からで、『作品』だと思うことで「思い入れ」が生まれ、自分の手を離れた後のことまで想像する力が付くので、仕上がりが良くなる、ということでした。
2回目は技術課に異動してから、制御盤の配線作業をしているときでした。
配線は「AとBを繋ぐ」ということは決まっていますが、その間をどう繋ぐかは作業者のセンスというか、その人次第になってくる部分なので特に正解はないんですね。
そこをこれは自分の『作品』だという思いで取り組むと、お客様が使いやすいように、後のメンテナンスがしやすいようにと、美しく繋げるようになるということで、なるほどなと思いました。
◆仕事をする上で心がけていることはなんですか
先ほどの『作品』の話とも繋がってきますが、自分がお客様側の立場になって、商品を受け取ったときにどう感じるかを想像して作業するように意識しています。
自分でもネット通販で買ったものが届いて開けたときに、雑な製品が入っていたらガッカリすると思うんです。
当社が製造、組み立てする製品は食品工場で使用されることが多いのですが、加工段階ではどうしても切削カスや油分がついてしまうことがあります。そのような時には、必ず可能な限り綺麗にしてから次工程に回すようにしています。
◆最後にブログを見ていただている方へのメッセージをお願いします
私はまだ経験が浅く、図面を見てもこの形状の加工は難しいかもしれないと思うことばかりですが、上司や先輩に相談すると「こうすればいいよ」「こういう方法もあるよ」と様々なアドバイスをもらう事ができます。
クレタスは異業種から転職してきた人も多く在籍しており、それらの経験をもとに、色々な方面から検討して解決策を見つけることができます。
お客様から頂いたご相談内容が営業担当から持ち込まれ、その解決方法を探る中で、私たちも日々新しいチャレンジが出来ています。
難しい案件でも是非一度ご相談ください。
▼カッティングマシーンでゴム板の加工
▼制御盤の組み立て
▼自動化装置の製作では先輩社員から指導を受けています
《編集後記》
製造部で一番新人のTさんが、課の一番難しい仕事ができるようになりたいと思い、実際に勉強を始めていたと聞き、私も所属は違いますがより上を目指して頑張らねばと、気の引き締まる思いがしました。
(インタビュアー 営業部 N)
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