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事例紹介
搬送ベルト

【複雑形状・多色マーキングベルト】
＃搬送ベルト　#特殊加工　#マーキング加工

◆多色マーキング加工

同じ装置で複数形状のワークを搬送しているため、形状ごとの配置指示を1つのコンベヤベルトに全て盛り込みたい、というご要望に応えるために4色のマーキングで対応した例です。

ベースベルト：白色ベルト

マーキング色調：黒・青・赤・緑

ご相談内容・課題: 食品製造装置メーカー様よりのご相談。

コンベヤ上にワークの位置を示すマーキングを付けることを検討しているが、同じラインで異なる形状のワークを搬送するため、すべてのワークの位置を考慮するとマーキングが複雑になってしまう。

既に別ルートで購入しているが、とても高額のため、もっといい加工方法があれば教えてほしいとのこと。

ご提案内容: 当社製造部で、マーキング加工の実績が多数あることをご紹介。

白色のベルトであれば、黒、赤、青、緑と4色のマーキングが可能なので、複数のワーク位置についても、4種類を同時に4色で表現できます。

今回はお客様のご用途に応じて、4色をフルに使い、ラインとマークを組み合わせたベルトを採用いただきました。

また、実際のベルトを採寸し、マーキング位置を決める際の作図についてもクレタスがユーザー様と直接打合せをして行うことが可能ですので、やり取りもスムーズに進みます。

ベルト製作前に図面でみたイメージどおりに出来ていると、ご担当者からも好評でした。

その他: 当社で行なうマーキングは、ウレタン表面に薄いウレタンシートを溶着する加工です。

ウレタン同士が溶け合って付きますので、段差もなく、印刷のように使用していくうちにかすれてしまうということはありません。

このほか、表面に印刷してその上からウレタンシートを全面に溶着して印刷面を保護する方法や、レーザーでウレタン表面を変色させる方法など、各メーカーが様々な加工技術を開発しております。

当社ではお客様のイメージを形にするために、最適の技術を選定してご提案することが可能です。

具体的にはどうやって加工したらいいのかわからない、図面がない、という状況でもお気軽にお問い合わせください。

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