事例紹介SOLUTION
【エレシリンダー】
#簡単導入 #エアー不要 #どこでも設置可
エレシリンダーはエアシリンダーに代わる『次世代のFA基幹機器』です。
空圧シリンダー(エアシリンダー)の様に周辺機器を必要とせず、エレシリンダー本体だけで使用することが出来ます。
コントローラーも本体に内蔵されているので、立ち上げから保守・メンテまで、『簡単』を極めた製品です。
≪大きな効果を感じられるポイント≫
・周辺機器を必要とせず、電源のみで駆動
・消耗部品が無いので長寿命
空圧シリンダーの寿命が約3年であるのに対して、エレシリンダーは約15年※と、5倍の差
・電気代の削減
空圧シリンダーが3,215円であるのに対して、エレシリンダーは501円※と、1/6の効果
・サイクルタイムが短い
スピードをコントロールできるため、加速度と減速度を最適な状態に設定可能
運搬に用いる場合、ワークが落ちない最速の速さで物を運ぶことが可能
※年間240日、1日あたり16時間稼働、稼働ストローク300mmでの条件
- ご相談内容・課題
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食品工場様からのご相談。
搬送されてくる段ボールに正しく印字されているかを確認する印字検査機を使用している。NGがあった場合、現在は空圧シリンダー(エアシリンダー)を用いてNG品を払い出す機構がある。
しかし、装置の設置場所の変更に際して、新規設置場所には圧縮エアーを供給するための設備が無いので、何か良い改善方法はないか、とのこと。
- ご提案内容
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圧縮エアーが不要で、電源のみで駆動する『IAI エレシリンダー』をご提案。
エレシリンダーはコンプレッサー(空気圧縮機)や、それに伴う電磁弁、スピードコントローラー等の設置が不要です。これまで導入に必要だった付帯部品を全て無くすことができ、本体を設置するだけなので、装置のコンパクト化を実現することが出来ます。
要望されていた設備の状況に適合し、更に長寿命化や電気代削減効果も得られる点を大きく評価いただき、ご採用となりました。
- その他
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空圧シリンダーは空気圧を利用して力を発生させているため、実際に設備が稼働して力が伝わるまでに、流体(空気)が移動する時間分だけタイムラグが発生してしまいます。しかし、電気を動力源とするエレシリンダーは、このタイムラグがほとんど発生することが無いため、サイクルタイムを短くすることが出来ます。
また、複数個を同時に使う場合、エアーコンプレッサーはいくつかの設備とエアーを分け合う機構になっているため、コンプレッサーの性能によっては、空圧シリンダーに供給される圧力が不足してしまう可能性もあります。この場合、必要な力を加えられなかったり、想定するスピードが出せずにサイクルタイムが長くなってしまう、といったデメリットが発生してしまいます。
エレシリンダーは電源だけで駆動するため、これらのリスクを心配する必要がありません。コンセントさえあれば稼働可能で、駆動音が静かな点も長所です。
これらの特徴を活かし、増産時などにラインを新設せずとも処理能力を高めることが可能となります。
また、数値による速度設定を行えるのでワークによって速さを変えられることもメリットです。無線対応品はワイヤレスでの設定も可能です。
これだけのメリットを得られるとなると、空圧シリンダーよりも導入費用が高くなってしまうと思われがちですが、実はそんなこともありません。導入される製品スペック等によって単純比較はできませんが、最大で約60%もの導入費用を削減できた事例もあるようです。
エレシリンダーには、この他にも多くの効果が期待できる特長がありますので、導入するメリットは多岐に渡ります。既存の空圧シリンダーで改善や置き換えをご検討の場合には、ぜひご相談ください。
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