工業用ゴム・プラスチック製品の専門商社|株式会社クレタス

事例紹介SOLUTION

【樹脂パーツの相当品製作】
#樹脂加工 #現物合せ #海外製部品 #図面作成




【製作までの手順】

1) 現物をお預かり
2) 採寸
3) 製図・加工データ作成
4) 材質、加工方法の選定
5) 見積
6) 試作
7) 実機テスト

※材質や加工方法については、ご希望を伺いながら進めます。

ご相談内容・課題
食品工場様からのご相談。

海外製装置についているスクレーパーが古くなって壊れてしまったので交換したいが、部品のみの調達が難しい。
図面は無いが、同じサイズの相当品を作れないだろうか、とのこと。


ご提案内容
現物をお借りして測定を行い、図面と加工データを作成し、材質をABSとPOM(ポリアセタール)の2種類で提案した所、POMを選択頂きました。
また、今回はご要望の数量が少ないことから、切削加工による製作を行うことになりました。

一部に薄い部分があり、切削加工を行うには難しい形状でしたが、対応できる加工協力工場が見つかり、試作品を製作して、実機テストを行なって頂いた結果、ご採用に。

その後も、グループ会社となる他工場の方からもリピート注文をいただけるようになり、ロングセラーになりました。

装置自体はかなり古いものだそうですが、特殊な装置であるために国内では入手すること自体も難しいことから、消耗品や交換可能な部品は国内で相当品を作り、今後も大事に使っていかれるということです。


その他
複雑な形状でも、現物をお預かりすることで、作図・製作することが可能です。
(作図費用は製品代とは別となります)

また、今回は材質をPOMでご希望されたために、切削加工を選択しましたが、材質をウレタンに変更可能で製作数を増やすことが出来れば、
シリコーン型を用いた簡易的な成形加工で、1個当たりの製作費をコストダウンできる場合もあります。

ご用途や数量など、お客様の条件に合ったものをご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。