工業用ゴム・プラスチック製品の専門商社|株式会社クレタス

事例紹介SOLUTION

フローマークなし樹脂射出成形部品
#プラスチックケース #射出成型 #フローマーク原因・対策 #装置部品 #金型相談 #外観不良対策 #大量生産

【金型成型加工の外観不良】

金型に溶けた樹脂を流し込む射出成形では、材料の流れ具合が原因で表側に筋状の跡や、白っぽく濁ったような跡が出る場合があります。
これはフローマークと呼ばれ、製品不良の原因となります。

フローマーク対策としては、金型の設計を見直して材料投入口(ゲート)の位置を変更することが主になります。




ご相談内容・課題
装置メーカー様からのご相談。

新機種の構想が固まり、本体部分の樹脂成型業者を検討している。
従来機種ではどうしてもフローマークを防ぎきることが出来ずに、フローマークの出やすい部分には、型番を記載したステッカーを貼ることで何とか目立たないように工夫していたが、新機種では側面4面とも体裁面となるため、どの面にも妥協できない。

クレタスでは成形加工についても、複数メーカーと取り引しているとの話を聞いたが、品質最重視で対応してもらえるところはないだろうか、とのお話し。


ご提案内容
型の設計にも詳しい成型メーカーのスタッフと同行し、フローマーク対策について担当の方と打合せを行ないました。

材料の注入口(ゲート)の位置を工夫することで、フローマークを抑えられる成型金型設計を提案。
価格も従来価格と同等に抑えられる提案としたことにより、試作のご依頼をいただく事ができ、試作後に正式採用となりました。


その他
樹脂加工では、射出成形だけでなく、押出成形やシートの成形についても、ご相談いただく内容によって様々な提案を行っています。
お困り事がありましたら、是非お気軽にお問い合わせください。