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事例紹介SOLUTION

搬送ベルト 穴あけ+青ジャージ布貼り加工
#バキューム搬送 #吸引跡防止 #貼付け加工 #穴加工

【コンベヤベルトの複合加工 穴あけ×布貼り】


印字や検査用のコンベヤでは搬送物の位置を固定する必要があり、スピードが速いケースでは下から吸引して運ぶことがあります。
このとき、コンベヤの搬送面全体に吸引用の小さな穴をあけて搬送しますが、吸引跡を防いだり、ベルト表面の平滑を保つために通気性の良いジャージ布を貼る加工をしています。



ご相談内容・課題
装置メーカー様からのご相談

下から吸引して位置を固定した状態で搬送するコンベヤ用に、多数の穴あけ加工をしたベルトを採用しているが、搬送物に吸引穴の跡が付いてしまうという報告があり、改善を検討している。
良いアイディアがあれば提案して欲しい、とのこと。


ご提案内容
吸引用の穴はΦ2mm程の小さいものでしたが、薄いフィルムを搬送しているため、引っ張られてポツポツと穴の跡が付いてしまっている状況でした。

穴の跡が付いてしまうのは、フィルムが穴の深くまで引き込まれてしまう事が、大きな要因になっていると考えられることから、これを防止するためにベルト表面に通気性の良いジャージ布を貼りつけ、フィルムが引き込まれるのを防止する対策をご提案。

とある装置で実装していただく事になり、実機検証をしていただいた結果、穴の跡が付くエラーは無くなったとのことでした。

この装置で効果が確認できたことで、別のバキューム搬送装置にも採用されることが決まり、リピートオーダーをいただく事ができました。


その他
今回ご紹介したジャージ布貼りだけでなく、ジャージ付きスポンジやウレタンフォーム(ウレタンスポンジ)、ゴムスポンジなど、様々な材料を用途に合わせてコンベヤベルト表面に接合する加工実績があります。

今使っているものが剥がれやすい、グリップが足りないなどのお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。