工業用ゴム・プラスチック製品の専門商社|株式会社クレタス

事例紹介SOLUTION

海外製装置の制御盤設計・交換
#古い装置 #PLC制御 #リレー方式 #制御盤ごと交換 #国内調達可能 #装置改造 #メンテナンス負担軽減

【交換用制御盤の設計】

古い自動機の制御盤が故障すると、どの部分が壊れていて、何を交換すればいいのかを確認するのが大変です。
場合によっては交換部品が見つからないこともあります。

今動いている装置の制御を確認し、同じように動作するよう設計した制御盤を先に用意しておき、装置が故障した時に新しい制御盤を丸ごと取り付けることでメンテナンス作業を軽減し、ダウンタイムを減らすことができます。


ご相談内容・課題
装置メーカー様からのご相談。

自社装置だけでなく、海外製の大型装置の輸入販売・設置・メンテナンスなども行なっているのだが、ヨーロッパのメーカーから一部型式の製造中止の連絡があった。
現在日本国内で数百台稼働している装置だが、このままだと制御機構が故障した場合にアフターサービスが出来なくなってしまう可能性がある。
メーカーは新機種への切り替えを要求しているが、高額な装置なのでそう簡単に買い替えのみをおすすめですることはできない。

何か良い方法はないだろうか、とのこと。
ご提案内容
当社がこれまで主に食品工場での自動化案件で、リレーやPLC制御の設計をした実績があることをご紹介。
制御の部分を新しく設計しなおし、丸ごと交換することをご提案。

古いPLCのどこで不具合が起きたのか、どうしたら故障を直せるのかその場その場で対応するのではなく、一度新しい制御装置に丸ごと交換いただき、その後は国内で調達可能な部品の交換をすることで長くお使いいただけるようになります。

この話に賛同いただき、まず試作のご注文をいただきました。
お客様の工場に伺い、現行品の動作の確認をして弊社で構想を練った上で、リレー方式とPLC制御の2タイプの試作品を納品しました。

2タイプを検証いただいたところ、PLC制御のタイプが非常に良いとのことで、すぐに追加で3台のご注文をいただきました。
ユーザー様で故障が起きた場合にすぐに交換できるように常時在庫してくださるとのことでした。


その他
何かの分野に特化した大型装置ですと、ヨーロッパをはじめとした海外メーカー品を使っている工場も多くあります。
今回のケースのように製造中止になっても使い続けたい場合のほか、入手性、価格の面でも国内調達品で対応をご希望されるお客様は是非ご相談下さい。


【海外装置のお困りごと】
 * 消耗品の手配に時間が掛かる
 * 消耗品が為替の変動で大幅に値上がりしてしまった 
 * 部品1つだけ買いたいのにユニットでしか販売がない
 * 仕組みが分かりにくい


(注意)どうしてもユーザー様に伺わないと対応できない場合、現地が遠方の場合にはお断りするケースもございます。