
搬送コンベヤCONVEYOR
検査用コンベヤ
このページでは工程検査で使用するコンベヤについてご紹介します。
多くの場合センサー付きのカメラと組み合わせて使用し、検査工程の自動化・省力化に貢献しています。
多くの場合センサー付きのカメラと組み合わせて使用し、検査工程の自動化・省力化に貢献しています。
目次
◆LEDバックライトコンベヤ
透過性のあるベルトを使って、ライティングテーブルの上を動くコンベヤ。
透明フィルムでのパウチ後に内部を異物検査するラインや、葉物野菜の中に枯れた葉や虫などの混入がないか確認するラインで採用されています。
検査するものに合わせてLEDライトの照度や色味を調整することで、異物を発見しやすく出来る場合があります。
裏からライトを照射する都合上、蛇行防止ガイドの取付は基本的には不可です。

◆2列ベルトコンベヤ
同軸で動く2本の細幅ベルトの上を搬送物が通過する間に、底面の印字検査などを行なうことができるコンベヤ。
細幅ベルトよりも更に細い丸ベルトを使用するケースもあります。
搬送物の底が直接見えるので、下からセンサーカメラで読み取って検査を自動化することができます。


◆カメラ付きコンベヤ
当社では規格のコンベヤに用途に合ったセンサを選定して組み合わせ、ユニットとして販売しています。
人の目の代わりとなるような高性能なセンサーカメラを搭載した装置の場合、何千万円もするような高額な設備になる可能性があります。
一方で、昨今センサーカメラは目覚ましい進化を遂げており、人の目と同等とは言えないまでも、作業負担を格段に減らすことができるコンベヤを数100万円程度で作ることが充分可能になってきています。
クレタスでは幅広い用途に利用可能なキーエンス社のAIカメラセンサー『IV4』を標準採用したカメラ付きコンベヤを製作しております。
◇IV4で検出できること(例)
*バラ部品の数を自動でカウントする
*ある範囲に複数種類の部品が全て揃っているかの確認
*包装済製品の印字確認
搬送物に合わせた排出装置とセットにすれば、作業時間の短縮、作業の効率化が可能です。
▼エアブロー排出機構を付けた場合

▼フラップ排出機構を付けた場合

IV4カメラ付きコンベヤは2025年8月頃、デモ機が完成予定です。
搬送物をお送りいただき、当社デモ機にて搬送しながらセンサーで検出が可能かどうかの確認が可能になります。
ご希望の方はお問い合わせフォームよりお申込下さい。
また、排出機構については以下のページでもご紹介していますので、併せてご覧ください。
※このページの規格コンベヤ写真はオークラ輸送機様に承諾いただき、掲載しております。