設計・製作DESIGN MANUFACTURING
搬送コンベヤの付帯装置 開発事例
お客様からの要望をもとに、当社で設計・開発を行った、コンベヤ付帯装置のご紹介を致します。
コンベヤに後付装置を組み合わせることで、省人化・作業効率化を実現します。
コンベヤに後付装置を組み合わせることで、省人化・作業効率化を実現します。
目次
◆装置カバー
異物混入防止や安全対策を目的とした、金属製・樹脂製のカバー製作。
他にも手が触れるスイッチ部のみ、軟質塩ビ材で覆う仕様のものも、装置に合わせたサイズで製作も行っています。
◆コンベヤガイド
搬送物が落ちるのを防いだり、中央に寄せたりする部品がコンベヤガイドです。
コンベヤガイドの材質には一般的に滑り性が求められるため、金属のほか、滑り性の優れた樹脂を使う場合もあります。
また、搬送物へのキズ防止のために、金属と軟らかいウレタンシートやジャージ布など異材を組み合わせて加工することもあります。
◆シュート
搬送後に金属板の上を滑らせて製品を集める部品がシュートです。
シンプルなすべり台状のものもあれば、一時的に製品の流れを止める『反転シュート』や形状不良を除去する『選別シュート』なども製作できます。
金属表面に表面処理を施し、汚れをつきにくくすると、より使いやすくなります。
◆シャッター
既設装置カバーと組み合わせて、コンベヤの出口を開閉できるシャッターを付けることもできます。
生産が終了するたびに出口のシャッターを閉めることで、作業者の異物混入防止意識も高まります。
◆コンベヤストッパー
搬送物をコンベヤの先に進めたくないときに使う装置がストッパーです。
人の手で一時的にバーを置いて止めるタイプもありますが、これまでの実績で多くのもは、センサーでワーク搬送を止めるタイミングを感知し、エアシリンダーや電動シリンダー(エレシリンダー)により、仕切り板を上昇・下降させる仕様になります。
省人化のため、様々な生産工場で採用いただいています。
◆コンベヤスクレーパー
コンベヤベルト表面に付着した、粉状・液状のワーク残りカス等を、かき取って除去する部品が『スクレーパー』です。
当社では既存設備に後付けで搭載できる、ブラケット付きユニットを独自に開発し、たくさんの工場で採用いただいている実績があります。
かき取ったカスを簡単に捨てられるように、カス受け皿のトレイを簡単に脱着できる仕様となっている他、スクレーパーの材質についても、ポリエチレンなどの硬質プラスチック製や、柔軟でベルトを傷つけにくいポリウレタン製の取り扱いもしていますので、用途に合わせて選択が可能です。
◆その他 特殊装置
これまでご紹介してきた他にも、特定ユーザー様向けオリジナル仕様により、図などの概要も掲載できない案件になりますが、様々な仕様のコンベヤ装置を開発・製作しています。
●1列に並んで搬送されてきたワークを2列に分ける
●紙箱の中にアルミパウチされた小袋が入っていない不良品を、紙箱の外から検知
●シート状の材料から切り出した製品を揃えながら重ね、所定枚数になったら次工程に送る
●複数ラインから排出される製品搬送で、製品が載っていない場所を検知しながら排出
●薄いシート状の食品を重なった状態で、崩れないように袋状の包装フィルムに挿入
搬送装置でお困りの場合には、右側のお問い合わせアイコンから、ぜひお気軽にご相談下さい。